Make It Funky!!! bass method

ベースレッスン 機材レポートなど

リズムトレーニングのススメ[ウラクリック 実践編]

前回は8分ウラにクリックを持っていくというものでした。
紹介されることの多い練習方法なので、知ってるよと言う方もいらっしゃったことかと思います。
 
課題フレーズ以外にも、今練習している曲や好きなフレーズなどでも取り入れていただけると
より安定感のあるリズムを出せるようになるので是非続けて下さい!
 
今回はメトロノームをウラで取る練習法の
具体例として私が日頃行っている練習方法をご紹介しようと思います。
 
 
1.クリックは8分ウラで取る
 
2.フレーズは下記のメジャースケールをKey Eから半音ずつ上昇してE♭まで(12Key)
or
Key Cから4度進行でGまで(同じく12Key全て)
 
3.BPMは60からスタートし、12Key弾き終わったらBPMを10上げてもう一度。
  これをBPM200前後に到達するまで続ける。
 
 
というものを、ウォーミングアップも兼ねて行います。
的確なフォームを身に付けるのと、リズム感を鍛える練習をひとまとめにしたような内容です。
まじめにやると1時間はかかってしまうので、
時間が余り無い時は途中で切り上げることもありますが。。
 
最初のうちはなかなか思うように進まないこともあるかとは思います。
日によって調子の良い悪いも出てくるものなので、すぐに結果を求めずに気長に取り組んでいくと良いでしょう。
 
自然に出来るようになってくると、演奏中の周りの音に対する反応・感度が変わってきます。
【ハシる・モタる】【前・後ろノリ】などの感覚的な部分も掴みやすくなってくるでしょう。
 
 
まぁ、いかんせん地味な練習なので、
ベースを手に取ったらチューニングついでに10分だけやる
等、決めてしまったほうがはかどるとは思います
 
BPM160程でも余裕を持って演奏できるようになってきたら、
練習のポイントを速さを上げるのではなく、正確さに焦点を移して取り組むようにすると
より効果的かと思います。
 

次回はこれまでとは違うアプローチのメトロノームを使った練習法を書こうと思います。
 

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土井ベース教室

 
体験レッスン随時受付中!詳細は下記HPをご確認下さい
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リズムトレーニングのススメ4 ウラクリック

さて、前回は2,4にクリックをならすというものでしたね。
 
 
今回は一般にウラクリックと呼ばれているトレーニング方法です。
 
 前回までと同じフレーズや、日頃弾くことの多いフレーズでも挑戦して下さい。
 
 

Exercise #3

 
今回は一度BPM100で最初の時と同じように4分音符で取って弾いて下さい。
 
 
次にクリックの位置を拍のオモテからウラへ変えます。
注)ウラで鳴るようにメトロノームの設定を変えるのではなく、
ウラで鳴っているように聞くようにして下さい。
 
 
なかなか思うようにいかないときは、
 
1.8分で右手~左手の順にタップする
 
2.左手を強くタップする
 
3.右手のタップを空振りする
 
4.左手(ウラの位置にあった左手の音)とクリック音だけになる
 
5.左手のタップ音をオモテと意識する
 
6.クリック音がウラに聞こえる
 
 
この手順を試してみてください。
 
その感覚をキープしたまま、フレーズを練習します。
 
このトレーニングでは、
つい疎かになってしまいがちなウラに対する感覚をみがく事。
そうすることでオモテ拍の位置を正確に掴み、より安定したリズムで演奏できるようになること。
 
この2点が主な目的です。
 
 
メトロノームをウラで取ろうとすると、オモテ拍は自分で意識しないとメトロノームがウラの位置に居続けてくれません。
 
別の言い方をすると、しっかりと自分で拍を感じ取れているかどうかを非常にシビアに判断してくる鬼教官のような存在としてメトロノームを活用するのです。
 
 と言うと、凄くたいそうなことに聞こえるかもしれませんが。。。
 
 
 
 
あくまで、音ゲーを遊ぶような感覚で楽しみながら取り組んでいただければと思います。
 
 
 
 

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リズムトレーニングのススメ3 ~2 4クリック

引き続きリズムトレーニングです
 
 
 
前回では4分でメトロノームを鳴らし、それに合わせてフレーズを弾くという物でしたね。
恐らく、もっとも一般的な使い方かと思います。
 
今回は少し難易度をあげたものをご紹介します。
 
 

Execise #2

 
前回と同じフレーズで練習します。
 

f:id:d01d01:20151129142555p:plain

 
このフレーズですね。
 
 
 
おさらいも兼ねてBPM120に設定して前回と同じ方法で弾いてみて下さい。
 
慣れてきたら、BPMを半分の60にします。
 
 
 
ただし。
 
 
 
実際に演奏するテンポは120のままです。
 
どういうことかというと、メトロノーム2分音符を提示している状態にさせる。
ということです。
 

f:id:d01d01:20151202174926p:plain

 
 
メトロノームが4分音符を提示していた時と比べると、
ガイドラインが半分になっている状態ですね。
 
と、言うことは自分でキープする必要性がより高まるという事になりますね。
 
前回のように4分音符全て出している状態では、
 
メトロノームに合わせて弾いているだけ
 
で、正確なパルスを身に付けることには繋がりにくいのです。
 
そして、クリック音の位置を2拍目と4拍目に感じてフレーズを弾いて下さい。
ドラムのスネアをイメージするとやりやすいかもしれないですね。
 
 
以上、
メトロノーム(クリック)を2 4で鳴らす。といわれる練習方法です。
 
これも比較的ポピュラーな練習方法ですが、通常バックビートや弱拍と呼ばれる2,4拍を
強く意識する為の練習として取り入れられることも多いです。
特にJAZZミュージシャンの間では最も一般的なメトロノームの使用方法として定着しているかと思います。
 

 

 

おまけ

KORG チューナー/メトロノーム  TM-50 PW パールホワイト

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 メトロノームとチューナーを同時に使うことが出来るので、

管楽器やウッドベースなどでピッチを気にしながら練習したいときには便利ですね。

 

 
 
 

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リズムトレーニングのススメ3 ~まずはメトロノームを使いましょう~

 

さて、途中で力尽きた前回の続きです。

 
 
まず、リズムトレーニング(ベーシスト版)を行う際に必要な物ですが
 
基本的に常にメトロノームを使用します。
 
2.ベース
楽器を使用しないトレーニングもありますが、今回は使用します。
 
この2つを使います。

メトロノームの使い方

 
恐らく最も最初に思い浮かぶであろう方法は、
メトロノームを4分で鳴らしてフレーズや曲を練習する】
と言うものがあると思います。 

f:id:d01d01:20151129141829p:plain

 譜面に起こすと、こういう形ですね。

一段目のウッドブロックと書かれている段がメトロノームです。

クリック音が、「ワン、ツー、スリー、フォー、」と鳴っている状態ですね。

決して間違いではないのですが、この方法では自分のリズム感を養うと言う意味において,あまり効果が得られません。 注 あくまでも私個人の見解です 

とはいえ、無意味ではありません。
 
特に正しいテンポを知るという点では最も適切な方法です。
 
トレーニングに初めて取り組む場合はこの方法からで構いません。
すでにこの方法で練習されている方は次のエクササイズにワープしてしまいましょう。
 
それでは、実際に練習を進めていくにあたって、
練習するベースラインを1つ決めましょう。
普段からよく弾くフレーズやお気に入りのリフなどが良いです。
可能であれば、
出来る限りシンプルでリラックスして弾くことの出来るものがあるとBESTです

 

特にこれといって思い浮かばない方は下のフレーズに取り組んでください。 

f:id:d01d01:20151129142555p:plainここから先は上記のフレーズを元に話を進めていきます。

 ご自身のフレーズで練習される場合はテンポ設定などはアレンジして下さい。 

 

Exercise #1

まずはBPM100メトロノームを設定し、通常通り4分で鳴らしてフレーズを練習しましょう。

 

BPMとは

 BPM

  • Beats Per Minute
    • 音楽で演奏のテンポを示す単位。ビート・パー・ミニット。
  • テンポとは、

    1. 西洋音楽においての、拍の長さ。本項で詳述する。
    2. 音楽、話、作業などの速度のこと。例:早いテンポで話が進む。

    テンポ: tempo)は、西洋音楽において、拍の長さ、すなわち拍節の速さのことである。 一般に速度記号で表され、速度を示す言葉(速度標語)またはメトロノーム記号で表される。

  • メトロノームは1分間における拍の数によってテンポを刻む機械であるから、メトロノーム記号は1分間における拍の数でテンポを表す。すなわち、1分間に60拍ならばM.M.=60のように表す。BPM(Beats Per Minute)が用いられる場合もある。60 BPMはM.M.=60と同じ意味である。

  • 四分音符=60のようにその音価を示す音符を明記することも多い。この場合は拍の音価にかかわらず、示された音価の刻む速さを示す。

 wikipedia より引用

 

今回のExerciseのポイントは

 

メトロノームを意識しなくても弾ける

・フレーズの事を考えなくても弾ける

 

この2つです。

BPM100でなれてきたら徐々にテンポを上げてみましょう。 

規則的に(例えば10づつ)変化させて下さい。

特別どのテンポまでやらければならないと言うものでもないので、

あまり深く考えず  

「このテンポってどのくらいなのかな~」  

というくらいの軽い気持ちでトライしてみてください。

 

今回はここまで。

 

次回からはメトロノームを違う方法で使い、徐々にメトロノームから自立できるようにしていきます。

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