Make It Funky!!! bass method

ベースレッスン 機材レポートなど

タイムキープへの近道?

 

タイミングをキープする 

 

随分と長い間リズムトレーニングについて書き続けていますが、
今度は違うアプローチで取り組んでみましょう。
 Victor Wootenがときおり紹介しているエクササイズです。

 

基本コンセプト

パルスを感じ、そこに自身を固定する。 

用意するもの・練習方法

今回はお好きなテンポ・フレーズで構いません。
使うものはメトロノームでもリズムマシンのどちらでも結構です。
リズムマシンなどでドラムを出したほうが楽しめるかも。。

 以下の手順に沿って進めていきます。
1.しばらく演奏を続けます。
2.メトロノームを1小節の間ミュートします。
(フレーズは演奏し続けます)
3.再びメトロノームを鳴らします。
上記のエクササイズを繰り返していき、クリック音の鳴らない時間を
徐々に伸ばし、最終的には4小節に1音しかならないような状態まで持っていきます。


このようにすると、ただフレーズを弾くのではなく
ドラムのパターンや、そこに存在するパルスを意識し続けないと
途端にずれてしまいます。

 

この練習の目的

 

演奏中、ドラムやパーカッションなどリズムキープを担っているパートを
なんとなく聞いて、なんとなく合わせる
のではなく、
自分からもリズムを出し そのうえで回りと合わせる
事がバンドのノリを生み出す秘訣の一つだと考えているのですが。
その感覚を個人練習でも身に付ける為にできるエクササイズの一つです。

 

パルスを感じ取って、自分の演奏をそこにロックする。

 

これがこの練習のコンセプトです。
練習する人と、音を消す人の2人必要になりそうなものですが、
一人で挑戦したい方はパターンを打ち込めるリズムマシンやDAWソフトなどであらかじめ作成しておきましょう。

 

Roland Dr.Rhythm DR-880(J)

Roland Dr.Rhythm DR-880(J)

 

 ここまでの機能は必要ないかもしれませんが。。。
当然リズムトレーニング以外にも活用できるので使い込んで操作に慣れれば
リズムトラックを用意するのにPCで打ち込んだり、パターンを貼り付けるよりも作業がはかどりますね。

ランダムミュート機能のついたメトロノームやアプリも存在しているので
そういうものを利用するのもよいかと思います。 

BOSS メトロノーム Dr. Beat DB-90

BOSS メトロノーム Dr. Beat DB-90

 

高機能メトロノームといえば!な大定番機種ですね。
抜群の操作性だけ取っても素晴らしい出来です。
リハーサルスタジオに採用されていることも多いので見かけたときは是非一度お試しください。

 

 youtubeを検索していたら、このエクササイズ用に作られた音源が
アップロードされていました。

 


Victor Wooten - Timing Exercise - Drum loop

 

 

 

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続・2拍3連をマスターしよう!


2拍3連でクリックを取る

 都合のよいことにクリックを2拍3連でとる方法を
解説されている動画がありました。

 

 この方が出版されている教則本のリズムの項にあるものをWebで解説されている動画ですね。
リズムに関してはパートを問わずスグに取り入れるので、ぜひ手に取ってみてください。

 

さて、2拍3連にもオモテがあればウラがある。
ということで、さらに一歩踏み込んでウラの2拍3連で
メトロノームを取ってみましょう。

 

 

手順
1.最初は楽器を使わず、メトロノームとハンドクラップで挑戦しましょう。
2.サブディビジョン(wiki)今回は3連符を常に意識して下さい。
3.BPM100程度からじっくり取り組みましょう。
2拍3連と4分音符のどこがシンクロするのかを把握することが
最初の1歩です。
4.2拍めはJAZZの4Beatでドラマーがよく演奏するシンバルレガートをイメージして下さい。ちなみに、BPM140を越えた辺りから、それっぽく聞こえてきます。

 番外編 

クリック音が1拍半(付点4分音符)毎に鳴る
といった取り方でメトロノームを使う方法もおススメです。
ジャズベーシストの納 浩一さんがご自身の教則DVDでも紹介されていた
トレーニング方法でもありますね。
 

大人の楽器生活 ウッドベースの嗜み BEST PRICE 1900 [DVD]

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ちょうど13小節目でクリック音が1拍目に帰ってくるので、12小節で1コーラスになるブルースを題材に取り組むと良いかと思います。

 

 

 

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リズムトレーニングのススメ~ 2拍3連をマスターしよう ~

あけましておめでとうございます。

マイペースな更新頻度ながら今年も引き続きよろしくお願いいたします。

さて、リズムトレーニングシリーズも回を重ねてきましたが、今回は

2拍3連

このリズムに関するトレーニング方法をご紹介します。 

 

なんとなく弾いているけれど、いまいちよくわからない。。
あまり弾く機会がないから、適当にごまかしている。。
そんな方は是非お試しください。

 

1.  2拍3連?

 

f:id:d01d01:20160103131201j:plain 記譜すると、こういう様に書かれるリズムのことですね。 
これは正確に言うと、2拍3連のオモテです。

 

2.  ウラ2拍3連???

4分音符や八分音符にオモテとウラが存在するように、
2拍3連にもオモテ・ウラの解釈を当てはめることが出来ます。
ウラの2拍3連はこういうものです。 

f:id:d01d01:20160103131221j:plain

 

3.今回は、2拍3連・1拍3連などの3連符について、捉え方を整理します。

  
・3連符の定義として、「1拍を3等分したもの」として説明され
2拍3連を説明する時に、「2拍分を3等分したもの。」とよく書かれますが、実際には
「3つの音を一つのグループとしてくくったもの」
としてとらえなおしたほうが良い場合があります。 

f:id:d01d01:20160103131741j:plain 
上記のテキストは3連符・2拍3連について書いたものです。
このように捉えなおすこと・カウントの基準を4分音符ではなく、
最小単位の8分(3連符の1音分)で感じること
これが正確な3連符を理解する最初の1歩です。

 

 4.どうやって身に付けるか?

・楽器は使わずに、両手で以下のようなエクササイズに取り組んで、
まずは3連符の感覚を養って下さい。

f:id:d01d01:20160103132329j:plain

 

最初はメトロノームを使わず、自分の感覚のみで構いません。
譜例の4段目をある程度キープしたら、右手・左手どちらか片方に意識を
集中させてください。

左手が4分音符をたたいていると感じれば、
右手で2拍3連をたたいていることになり、
右手が4分音符をたたいているように感じると、
左手で3拍2連をたたいていることになります。

これは、ポリリズムのもっとも基本的な形
でもあり、
柔軟なリズム感を養うためには欠かせないトレーニングです。

練習のポイント

譜例4段目に書いているような
1eaや、タンタカなどの方法で口に出しながら、

それにシンクロするように手をタップする
ただ、タップするだけではなく、
手の動き(下ろす・上げる)にも注意を払い、すべてをシンクロさせる事。

 

是非挑戦してください。

 

 

 

 

以前からあったチューナー&メトロノーム
リズムマシン・ヘッドホンアンプをひとまとめにしたような製品ですが、
さらにレコーダーが搭載されています!
自分の音を客観的に振り返ることが出来るので練習の効率が非常に高まりますね。夜中や出先で少し練習するにもちょうどいいです。
なんといっても価格も商品のサイズも手ごろ。

 

 

下記の商品は 少し価格は張りますが、それを上回る使い勝手の良さがあるのでより多機能なメトロノームが欲しい方にはこれが間違いないでしょう。

BOSS メトロノーム Dr. Beat DB-90

BOSS メトロノーム Dr. Beat DB-90

 

 

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Studio RAGの Webマガジンに寄稿させていただく事になりました。

タイトルの通りではありますが。。

 

僭越ながらこの度、京都の老舗ライブハウス・スタジオが運営している、

「スタジオラグにおいでやす」というWebマガジンに寄稿させていただく運びとなりました。

www.studiorag.com

このブログを通して広がった縁でもあります。

記事を取り上げてくださったり、ブログを紹介して頂いた方々にこの場を借りて改めてお礼申し上げます。

 

当ブログとラグに寄稿させていただく記事の棲み分けはまだ未定ですが、

引き続きこのブログの更新も続けていく予定です。

 

www.studiorag.com

 

 

 

 

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土井ベース教室

 
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